2007年1月30日火曜日

AERA 07.1.29 「80年代からの手紙」

contents:
【バブルはどこへ行く】
80年代と同じ「匂い」
バブルの担い手は?
違いの分かる「ボボス」
2010年崩壊説
「国民総バブル」
注目は「なんクリJr.」

【下品で俗悪な"ひどさ"がいい エイティーズとは何だったのか】
80年代回帰続く音楽
ジュリアナ東京も復活
私にとっての「レア」
喧騒の中に不吉な響き

景気が良くなったと最近よく聞く。
株価も長い目で見れば堅調で、いろんな指標の数字もなかなか良いようだ。
地価も上がっている。
いわゆるバブル期の景気に似ている。
もちろん同時に格差社会が言われ、下流と上流の差は開いているみたいだ。
上流にとっては景気が良いのかもしれないけれど、下流にとってはそんなことはないと反論したくなる時代。
よく聞かれる話。
でも、いろいろな面でバブルに似た時代になりつつあって、80年代回帰な風潮になりつつあるようだ。
経済的な指標を見ると私は「バブルに似ているのかも」と思うのだが、音楽とか文学とかの話になるとよくわからなくなる。
音楽や文学に疎い私は分からないのかもしれないが、見る人が見ればやっぱり今の文化は80年代のバブルっぽいのだろうか。
文化と経済のバブルはそれぞれ密接に関係しているのかもしれないけれど、イケイケドンドンの経済バブルはその後の落ちぶれっぷりを見るとどうしても避けたい気がする。
文化が発展・衰退してくれることに特に損は感じないけれど、経済が乱高下するのはちょっとつらい。
月並みな話、過去の教訓を生かして、見習うべきところは見習い、排除すべきところは排除するというスタンスが一番無難なのかと。
でも、その無難な考えが、進取の精神に反して何も生み出さないと否定的にとられるかもしれないが。
なんというか、文化も経済もうまいことやってほしいものだ。

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